法文学部同窓会提供講座「社会と人間」の第2回目がありました。

「ホテル業界で働く」というタイトルで、講師は人文学科を平成18年にご卒業の森下由一さんでした。ANAクラウンプラザホテル松山の総務支配人でいらっしゃいます。

「総支配人と間違われることがありますが、『総務支配人』です。課長クラスなんですよ。」と注釈があって、まずはパワーポイントでANAクラウンプラザホテル松山をご紹介いただきました。

現在の仕事内容を説明されましたが、終始笑顔で、ホテルマンらしい爽やかな印象でした。お客様と同様、社員にも誠意を持って接し、「思っていたのと違う」とミスマッチに悩んでいる新入社員の対応にも心を砕いていらっしゃるそうです。

続いて、学生時代の話になり、香川出身だけど母親が愛媛大学の卒業生で、良い所だと勧められて入学したこと。部活はソフトボール部に所属し、先輩との交流を通じて色々な人生経験ができたこと。専門は哲学か文学かで迷ったが、英文学に進んだこと。

学生時代にやっていることは、社会に出てすぐに役に立つものではないが、自分で課題を見つけるようにしっかり考えていた。自分は何をやりたいのかをよく考えて欲しい。

採用面接でのコツは、「笑顔」「挨拶」「元気の良さ」で、採用後のイメージができるかどうかだと思う。大学の成績はあまり関係なく、一緒に働ける人が企業に求められている。

といった、就活生が知りたいお話もたくさん聞くことができました。

次週は「働く女性の現在」です。