昨年10月2日から始まった同窓会提供講座「社会と人間」もついに最終日を迎えました。
最終回は、同窓会副会長の松本先生による「まとめ」でした。
まず自己紹介があり、哲学を志すようになった経緯とか、愛媛大学に進学されたことに関して、国立大学1期校と2期校の説明とか、興味深いお話がありました。

後輩=学生諸君に贈る言葉「學爲己」(学は己のためにす)の説明がありました。自分がまともな人間になるために学び、努力するのであって、他人がそれを認めてくれるかどうかは、二次的・副次的な問題である。人に認められて立身出世するための学問は、真の学問ではないという意味だということでした。
そして、「愛媛大学生として期待される能力~愛大学生コンピテンシー~」の紹介と法文学部の沿革を解説されました。
続いて同窓会役員としてのご挨拶があり、同窓会の概要の説明の後、同窓会活動の活性化に絡んで、「同窓会学生アンバサダー」募集のお話もありました。
18時30分からはMapleで反省会と懇親会が開催されました。ご都合の付かない方が多く、学部長、事務課長を合わせてもわずか17人の出席にとどまりました。

鳥生事務局長の司会進行で、西田会長の開会挨拶、講座運営のお手伝いをしてくれた大学院生への感謝状の贈呈と続きました。出席者の記念撮影と続き、松本副会長の懇親会開会挨拶があり、吉田学部長の音頭で乾杯をした後、少し食事をしてから全員に自己紹介をしてもらい、各講師から意見・感想・反省点など貴重なお話を聞くことができました。

20時50分、鳥生事務局長からの閉会の挨拶があり、一本締めでお開きとなりました。
和やかな雰囲気の中、有意義な反省会・懇親会の場となりました。