法文学部同窓会では、同窓会報にて同窓生への俳句募集企画を開始しました。俳句を通じて、みかんの白い花のような気持ちを、思い
出してもらえるように、がんばります(^o^)。毎年の同窓会報(9月発送予定)にて募集告知をさせていただいています。
第3回俳句コーナー(テーマ詠「サークル活動」)の結果発表 NEW
第3回俳句コーナー(テーマ詠「サークル活動」)の結果発表
同窓会報27号で募集した俳句の結果を一足早くお知らせします。
講評の詳細は同28号(10月発行予定)に掲載いたしますので、お楽しみに。
■入選六句
夏草や隠れ家めきし文化部室 | あきなえ |
オーナーと小鳥たくさんあいさつし | 安田浩子 |
部室前鞭声粛粛息白し | 西川 恵三 |
きっかけはほんの偶然春の友 | ひめか |
秋の夜五秒で決めるペンネーム | 桜桃 |
渾身のサーブを包む大西日 | 美々 |
■■優秀三句
棒読みの犯人月光が刺さる | 西行 |
ガリ刷りの詩集は売れず春の星 | 街角詩人 |
初桜部費も部室も手に入れて | 山田将大 |
■■■特選一句
夜学の灯宥めつ洗ふ馬の足 | 川本太圓 |
選者紹介
家藤正人氏
1986年1月20日生まれ。愛媛県出身。 愛媛大学卒業後、本格的に俳句に携わる。夏井いつきの句会ライブにてアシスタント経験をつむ。自身も講師として、愛媛新聞カルチャー「働く人と学生のための俳句」などのクラスを持つ。老人養護施設や児童館などへの出張俳句教室を行う他、学生を対象とした単独句会ライブも行っている。 2016年より南海放送ラジオ「夏井いつきの一句一遊」にてアシスタント、2019年より南海放送ラジオ「家藤正人『一句一遊』虎の巻」ではパーソナリティを務める。2023年4月よりNHK俳句出演。そのほか、松山市公式俳句投稿サイト「俳句ポスト365」初心者欄選者。香川県宇多津町「平成相聞歌」企画参加および選者。国際交流基金インドニューデリー日本文化センター 「南アジアオンライン俳句コンテスト」選者。
第2回俳句コーナー(兼題「学食」)の2023年結果発表
第2回俳句コーナー(テーマ詠「学食」)の結果発表!!
同窓会報26号で募集した俳句の結果を一足早くお知らせします。
詳細な講評は同27号(9月発行予定)に掲載いたしますので、お楽しみに。
■入選七句
誰かいる 西日の中の 隅の椅子 | 赤星 勝 |
麦飯の消化のよさや秋学食 | 求菩提 三六 |
銀杏散る一日百円なる食堂 | 川本 太圓 |
新米をかき込む哲学科の教授 | 小田寺登女 |
学部越え話題飛び交ふ夜長かな | 山田将大 |
桜咲くバケツプリンにあこがれて | 坂東 暁子 |
スニーカーは踵削て芝桜 | 中小企業組合士 |
■■優秀三句
巡り来る春や学食伊予訛り | 三村 進 |
友を待ち友を探さば小鳥来る | 兎角 |
シシリアンライスと出会ふ立夏かな | 小川朱棕 |
■■■特選一句
ハンドルもサドルも濡れて天の川 | 桜桃 |
第1回俳句コーナー(兼題「文」)の2022年結果発表
同窓会報25号で募集した俳句の結果です。詳細な講評は同窓会報26号に掲載しておりますので、ご覧ください。
■入選六句
冬の朝 しばし待たれよ コーヒーメーカー | 虚無民 |
春めいて 旅先探す 世界地図 | 洋の介 |
候ふの 崩し文もん字じや 初講座 | 門屋一夫 |
銀杏散る文理学部の木の校舎 | 貫太郎 |
文鳥の小さき墓やそぞろ寒 | 兎角 |
後の月せめて二語文言えまいか | 小田寺登女 |
■■優秀三句
休講やボールを飛ばす秋の空 | 玉井周平 |
丸文字のレシピセロリは好きかしら | 踏野正東風 |
春や祖父へ 消印は鉄砲町 | 原武 |