愛媛大学法文学部同窓会の活動報告、会員同士の親睦交流の報告

同窓会提供講座

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法文学部同窓会提供講座

法文学部と法文学部同窓会が連携協力して、現役学生を支援するために、平成18年度から「愛媛大学同窓会との連携による法文学部教育・学生支援事業」を行っており、事業の核となるものとして、平成19年度から「法文学部同窓会提供講座」を開講しています。

 

2023(令和5年)年度 同窓会提供講座『社会と人間』


 

2022(令和4年)年度 同窓会提供講座『社会と人間』

2022年度同窓会提供講座『社会と人間』が終了しました。2020・21年度はオンラインによる授業でしたが、22年度は3年振りに対面授業となり、講師の先生方に愛媛大学にお越しいただいて、直接話を聞くことができました。


 

2021(令和3年)年度 同窓会提供講座『社会と人間』

2020(令和2年)年度 同窓会提供講座『社会と人間』

2019(令和元年)年度 同窓会提供講座『社会と人間』

同窓会提供講座リポートはこちらから


 

2018(平成30)年度 同窓会提供講座『社会と人間』

第12回目の同窓会提供講座『社会と人間』が10月3日(水)から始まりました。今年は24名の講師が15回にわたって講義を行います。学生のエントリーも200名を超え、法文学部大講義室で毎週水曜日の5限目に開催されています。同窓生の方は聴講可能です。

【開講計画一覧】2018

2016(平成28)年度 同窓会提供講座『社会と人間』

10年目となる2016(平成28)年度提供講座は、法文学部同窓会の全面的支援の下、法文学部の卒業生を講師として下記の日程で開催されました。
後期の毎週水曜日・第5限目に開催し、全15回、22名の講師にご協力いただきました。今年度は200人以上の学生が受講し、会場を大講義室に替えて講義を行うほどの盛況ぶりでした。2017年2月1日(水)には、お手伝いをしていただいた現役学生に感謝状を贈呈し、講師陣も交えて反省会と懇親会を行いました。
【開講計画一覧】

提供講座講師一覧-2016

【開講計画一覧】2016

 

2015(平成27)年度 同窓会提供講座『社会と人間』

9年目となる2015(平成27)年度提供講座は、法文学部同窓会の全面的支援の下、法文学部の卒業生を講師として下記の日程で開催されました。
例年通り、後期の毎週木曜日・第5限目に開催し、全15回、22名の講師にご協力いただきました。今年は例年の倍以上にあたる260人の学生が受講し、急遽、教室を変更するほどの盛況でした。2016年1月28日(木)には、お手伝いをしていただいた現役学生に感謝状を贈呈し、講師陣も交えて反省会と懇親会を行いました。

【開講計画一覧】

提供講座講師一覧-2015

提供講座集合写真



2014(平成26)年度 同窓会提供講座『社会と人間』

8年目となる2014(平成26)年度提供講座は、法文学部同窓会の全面的支援の下、法文学部の卒業生を講師として下記の日程で開催されました。
例年通り、後期の毎週木曜日・第5限目に開催し、全15回、22名の講師にご協力いただきました。今年も100人近い学生が受講し盛況でした。2015年1月22日(木)には、お手伝いをしていただいた現役学生に感謝状を贈呈し、講師陣も交えて反省会と懇親会を行いました。

2014年度提供講座の学生に対するアンケート結果

 

    【興味深かった講義】

  1.  1位 県職員として働く
  2.  2位 学習塾を起ちあげる
  3.  3位 報道業界で働く
  4.  4位 働く女性の現在
  5.  5位 国税専門官として働く

 

    【満足度】

  1.  大変満足している 56.8%
  2.  やや満足している 40.5%
  3.  若干満足している 2.7%
  4.  不満足である 0.0%

【感 想】
様々な分野で働く方の話を聞く機会はなかなかないのでよかった/教室が狭くて落ち着かなかった/自分を見直すきっかけになった/就活のため採用状況等も知りたい/自分と同じ学部を卒業した先輩方が立派に社会で活躍されているのを知り、とても勇気付けられ素直に聞くことができた など

【開講計画一覧】



講師の方に感想をお聞きしました!

第10回「警察・消防で働く」講師
松山市東消防署 予防担当主査 消防司令補  寒作 典員さん

ご縁があって、お受けしております本講座の講師も今回で3回目となりました。
私は職務においても講義させていただくことが多いのですが、内容は消防法に関する専門的なことがほとんどであり、受講される方も専門職の方や、これから防火・防災に関係する知識を習得しようとする方々であることから、自ずと内容は決まってきます。しかし、本講座については「消防に関する内容を自由に話してください」との依頼であり、また、普段講義させていただく方々とは違う「大学生が対象」ですから、これは「手強い講座だ」と感じました。
学生生活において沢山の先生方の授業を受けました。大変素晴らしい知識・経験を学ぶことができ勉強になりました。社会人となった今も自己研鑽のため様々な講義を受講しセミナーに参加しています。しかし、案外「人生を変えたきっかけ」や「心に残っている言葉」いうのは、「クラブ活動の合宿に、たまたま遊びに来たOBの先輩が言った、何気ない一言」等だったりします。
私は、幼少の頃から体が弱く病院通いの毎日でした。しかし、そのおかげで「弱者はどのような心情で助けを求めているのか」を学ぶことができました。大学の極真空手部で体を鍛え、また、大学生活の中で色々な経験をしたおかげで「忍耐強い、何事にも諦めない心」を学び、「屈強な身体」を身に付けることができました。それらの学んだこと、身に付いたことは、消防官となった今、大変な財産となっています。しかし、そんな財産の存在に気付かせてくれたのはやはり、何気ない方の何気ない一言でした。ですから、この講座においては、消防に関する情報や情熱そして経験、消防官を目指した理由などお話しさせていただく中で何か得てもらえたらと思いました。少しでも、一人でも何かのヒントやキッカケとなったと言ってもらえれば幸いです。
最後に、愛媛大学法文学部同窓会の皆様には、このような母校への恩返しをする場を与えていただいたこと、また、非常勤講師という貴重な体験をさせていただいたことに深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

TAとして運営をお手伝いしてくださった方に感想をお聞きしました!

法文学部 人文科学専攻 大学院生 田代 桜子さん(写真中央)


法文学部 人文科学専攻 大学院生
田代 桜子さん(写真中央)

私は昨年度に続き2年、この授業のお手伝いをさせていただきました。同窓会提供講座では、法文学部の卒業生の中から、様々な職業の方々を講師として招き、ご自分の学生時代や、現在の仕事についてお話をしていただきます。
TAの業務は、講師の先生方のお手伝いや教室の環境整備、授業中の司会などでしたが、講師の方々がお話をして下さっているときは、一学生として、先生のお話を非常に興味深く聞かせていただきました。毎回多種多様なお話を聞いていると、同じ愛媛大学の法文学部に在籍したとしても、卒業後の経緯や就職先はそれぞれ異なっていることを実感しました。講師の先生方は年齢も多様でしたが、共通していたのは、どの先生も生き生きと、今の職業について語っておられたことです。
先生方のお話を聞いていると、大学での学びが現在の職業に必ずしも直結していないこともあると分かります。これは考え方によっては、法文学部卒業後も、それぞれの選択によって如何様にも可能性は広がっているということであろうと思います。また同時に、大学で学んだことやそこで得た仲間などは、どのような形であれ必ず、講師の方々の現在の仕事や生き方に活かされているのだということも強く感じました。
この講座の受講生は2、3回生が主です。特に3回生はちょうど、提供講座受講のころになると就職活動の雰囲気が高まり、準備を始める時期となります。そういった学生達にとって、先生方のお話は大変興味深いようで、真剣な表情で話を聞いている様子が多く見られました。また授業では毎回、質疑応答の時間を設けていましたが、そこでは気が引けるのか発言が出来ない学生でも、講義の終わりに直接講師の方に質問をする姿も見られました。
就職活動や将来へ対する不安を抱えているであろう学生達に、この同窓会提供講座は非常に有意義なものであったと思います。私もTAとして携わることができ、先生方のお話を聞き、交流させて頂けたこと、素晴らしい経験をさせて頂けたと思っています。ありがとうございました。

 

2013(平成25年度) 同窓会提供講座『社会と人間』

7年目となる2013(平成25)年度提供講座は、法文学部同窓会の全面的支援の下、法文学部の卒業生を講師として下記の日程で開催されました。
例年通り、後期の毎週木曜日・第5限目に開催し、全15回、26名の講師にご協力いただきました。今年も100人近い学生が受講し盛況でした。2014年1月23日㈭には、お手伝いをしていただいた現役学生に感謝状を贈呈し、講師陣も交えて校友会館内のレストラン「セトリアン」で反省会と懇親会を行いました。

2013年度提供講座の学生に対するアンケート結果

 

    【興味深かった講義】

  1.  1位 働く女性の現在
  2.  2位 地域農業振興への挑戦
  3.  3位 アナウンサーとして・放送業界で働く
  4.  4位 映画業界で働く
  5.  5位 20代の先輩と語る

 

    【満足度】

  1.  大変満足している 64.2%
  2.  やや満足している 35.8%
  3.  若干満足している 0.0%
  4.  不満足である 0.0%

【感 想】
自分に近い年齢の方から離れた方まで様々な年代の話を聞くことができとても貴重な授業だと感じた/就活中なので仕事をする心構えや仕事の内容を聞くことができて役に立った/2回目だが何度受講してもおもしろい/会社説明会と似た要素もありつつ距離が近くて落ち着いて話を聞くことができた/業界のことを詳しく話してほしい/受講生が多すぎて発言の出来ない人がいるのがもったいない/教室が少し狭く席も余裕がなかった
【開講計画一覧】

2014年度 法文学部寄付科目 実施状況

2014年度 法文学部寄付科目一覧

 

講師の方に感想をお聞きしました!

第3回「税理士として働く」講師
河内泉税理士事務所 河内 泉さん

今回、「税理士として働く」というテーマで学生の皆さんに話をする機会をいただきました。
私は学生時代に法学科に在籍しましたが、決して模範となる学生ではありませんでした。当時は出席をとらない授業も多く、日々の授業にはあまり出席しないで、試験の直前だけ勉強して単位を取得するということを繰り返していたと思います。在学中は将来のことを真剣に考えることもなく、卒業する直前にゼミの担当教授を通して紹介していただいた大阪の企業に就職しましたが、2年で退職し松山に帰って再び就職活動をしました。これといった能力もない人間でしたから企業にも相手にされず、結局税理士事務所でアルバイトとして働くこととなりました。
当時の私は何の能力も資格もありませんでしたが、その税理士事務所を通してある人と出会ったことが私の人生を変えました。その人はたった一回しかない人生の中で職業会計人(税理士)として生きることの素晴らしさを教えて下さいました。税理士は租税正義を実現するために中立・厳正・独立の姿勢を堅持し、国家の財政需要を正しく充足しつつ、正当な納税者の権利を断固守ってゆくという崇高な職業だから君もやってみないかと言われたような気がしています。私はその考え方に共感し、昼は家族のために働き、夜は寝る間を惜しんで勉強し何とか税理士試験に合格することができ、現在、税理士事務所を営んでいます。
全ての人間は一回だけの人生をその終焉に向かってひた走っています。私は学生時代ではなく、卒業して数年後に初めてそのことに気づきました。今回の講義で私は後輩である学生の皆さんに、学生のうちに「人生の一回性」に気づき、早く人生の目標をもって豊かな素晴らしい人生を送ってもらいたいという思いで話をさせていただきました。時間の都合上、税理士の職業としての内容や素晴らしさをあまり伝えることができなかったことが心残りです。
最後に、今回私のような者に話をする機会を与えて頂き、貴重な体験をすることができました。本当に有り難うございました。

 

第12回「地域農業振興への挑戦」講師
農業組合法人 ななおれ梅組合 研修生 渡部 祐衣さん

同窓会提供講座「社会と人間」の講師を務めさせていただきありがとうございました。
講義にあたって、2013年に法文学部を卒業したばかりの私が、社会人としてまだまだ後輩に講義できるほどの知識も経験も無いのに努まるだろうか、という不安しかありませんでした。ですが、実際に講義をしてみて、非常に良い経験をさせていただいたと思います。テーマが「農業への挑戦」で法文学部とは違う畑の話にもかかわらず、講義中は後輩の真剣な表情が大変印象的でした。また、質疑応答でのやりとりを通して労働環境への期待など、どのようなことを考えて就職しようとしているのかが分かって、私自身大変勉強になりました。ありがとうございました。
講義の内容としては、私自身の学生生活で失敗したことや海外へ短期留学した時のこと、挫折したことなどの、人生におけるターニングポイントで周囲の方に助けてもらえたことで今がある、というものでした。
それは、私が一時期ひきこもり生活をしていた時に、様々なきっかけで人生の先輩方と出会い刺激を受けて、農家になるという夢に向かっている今に至るまでのひとつの物語なのですが、伝えたかったのは誰にも必ず周囲に助けてくれる制度や先生や友達や家族がいるのだということです。だから思い切って相談してみて欲しいということです。
現代は家の外に出なくても、人に会わなくても十分生活できる環境が整っています。私もその環境に甘んじて大学生活を送ってきたのだと感じています。ですが、今の環境とは違う世界に出てみる、人に会ってみるということがいかに自分の視野を広め、希望や目標を膨らますのかを身を持って経験しました。
私は在学中にゼミの先生に「梅干が好きなんですよね」という一言から始まり、現在、農家さんの指導を受け梅作りの農家を目指しています。最近思うのは「たかが梅。されど梅。」です。どんな世界でもその深さは計り知れません。何があってもやりたいと思うことはやれば良いと思います。学生の皆様、頑張ってください。応援しています。

 

平成24年度 同窓会提供講座『社会と人間』

6年目となる2012(平成24)年度提供講座は、法文学部同窓会の全面的支援の下、法文学部の卒業生を講師として下記の日程で開催されました。
例年通り、後期の毎週木曜日・第5限目に開催し、全15回、27人の講師にご協力いただきました。今年も100人近い学生が受講し盛況でした。2013年1月24日㈭には、お手伝いをしていただいた現役学生に感謝状を贈呈し、講師陣も交えて校友会館内のレストラン「セトリアン」で反省会と懇親会を行いました。

2012年度提供講座の学生に対するアンケート結果

    【興味深かった講義】

  1. 1位 公務員として働く
  2. 2位 働く女性の現在
  3. 3位 警察・消防で働く
  4. 4位 教育の現場で働く
  5. 5位 アナウンサーとして・放送業界で働く
    【満足度】

  1. 大変満足している 51.5%
  2. やや満足している 47.0%
  3. 若干満足している 1.5%
  4. 不満足である 0.0%

【感 想】
社会人の大変さや心構えを学ぶことができた/社会人とふれ合う機会が少ないのでうれしい/就活を考える上で大変役に立った/卒業生なので親近感を抱いて話を聞くことができた/もっと踏み込んだ内容の講義を聞きたい/あまり知られていない業種の話を聞いてみたい/3年くらいで転職した人の話を聞きたい/職場環境・休暇・給与について聞きたい/座談会形式にしてみても面白いと思った/授業が終わった後で講師の方と話せる時間があればよい
【開講計画一覧】

2012年度 法文学部寄付科目 実施状況

2012年度 法文学部寄付科目一覧

2012年度 法文学部寄付科目一覧

2012年度 法文学部寄付科目 開講講座一覧

 

講師の方に感想をお聞きしました!

第8回「働く女性の現在」講師
重松直江税理士事務所 重松 直江さん

重松直江税理士事務所 重松 直江さん

重松直江税理士事務所 重松 直江さん

私は平成6年に大学を卒業し、社会人を経て入学した大学院を平成14年に修了しました。現在、松山市内で税理士事務所を開業しております。
今回は「働く女性の現在」というテーマで、大学を出た22歳のときから現在までの私の人生を、4つの転機に分けてお話させていただきました。
「働く女性」というと、一昔前までは「キャリアウーマン」や「バリバリ働く女性」というイメージがあったかもしれませんが、今や女性が社会で働くことはごく当たり前のこととなっています。仕事・出産・育児・家庭の両立は想像以上に大変なことも多く、家族や地域のサポートは不可欠だと実感しています。
私はこの2年間、仕事をしながら妊娠、出産を経験し、現在は仕事と育児を楽しむ毎日です。大変なことが多いのも事実ですが、仕事を通してより社会との関わりを持ちながら、子どもを愛しみ、育てる喜びを感じています。女性が仕事を持ちながら出産や育児を行うことは女性だけの問題ではなく、パートナーである男性も共に考えていかなければならないテーマです。しかし、私自身もそうでしたが、この事実は結婚前は実感しにくいものですし、実際、講義の中でこの話をした時の男子学生のハッとした顔はとても印象的でした。
学生の皆さんもいつか通るであろうこの道に差し掛かった時、そういえばこのことを言っていた人が居たな、と思ってもらえれば嬉しいです。
講義後、声を掛けてきてくれた数名の学生。その日の夕方にスーパーで買い物をしている時に「今日の講義聴いていました!とっても良かったです!」と満面の笑みで話しかけてきてくれた留学生。「仕事と育児について初めて真剣に考えました」とフェイスブックでメッセージを送ってきてくれた学生。その行動力と、ストレートに気持ちを伝えてくれたこと、本当に嬉しかったです。
機会があれば、仕事と家庭、育児の両立に奮闘しているリアルな声をまたお届けでできればと思います。皆さんの前でお話することにより、改めて自分自身を見つめ直すことができました。このような素晴らしい機会をいただき心から感謝申し上げます。

第8回「働く女性の現在」講師
松山東雲女子大学・松山東雲短期大学国際交流課 楊 泓さん

松山東雲女子大学・松山東雲短期大学国際交流課 楊 泓さん

松山東雲女子大学・松山東雲短期大学国際交流課 楊 泓さん

このたびは、貴重な機会を与えていただき、誠にありがとうございました。今回は「働く女性の現在」とのテーマで現在の仕事、現在の仕事に至るまでの思い出話を紹介させていただきました。
私は中国天津出身です。中国の天津外国語学院(現天津外国語大学)日本語学部を卒業してから、天津に進出した日系企業で7年間働きました。7年間のうち、日本的経営の現地化について興味を持つようになり、「日本的経営」の奥義を勉強したくて、愛媛大学への留学を決心しました。愛媛大学大学院修了後、東雲学園の事務職員として、国際交流という部署で主に留学生の日本における留学生活の全般業務をしています。その他に、東雲エクステンションセンターの社会人講座で「話せる中国語」を担当しています。また、東雲の非常勤講師として大学生、短大生に中国語を教えています。
中国の天津から日本の愛媛までずっと夢を追い続けた私にとっては、「人と人のきずな、誰かの役に立てることの喜び、誰かが私を助けてくれた感動」というような目に見えないものが、仕事で得た最も大切なものだと思います。
講義では、私の拙いお話を最後まで熱心に聞いて下さった学生の皆さんに感謝しています。講義の最後に引用させていただいたドラッカー教授の有名な「三人のレンガ積み」の話のように、是非学生の皆さんにも「目に見えるもの」ばかりに捕らわれず一日一日を充実させることができるように祈っています。
最後に、私のような者にこのお話をするチャンス、恩返しのチャンスを与えて下さった同窓会の皆様、企画運営に携わっていただいた皆様に感謝いたします。

第2回「経営者として挑戦」講師
株式会社シンデン代表取締役 新矢 一さん

株式会社シンデン代表取締役 新矢 一さん

株式会社シンデン代表取締役 新矢 一さん

昨年講師経験されたJA愛媛中央会黒河氏の紹介によりこのたびお話しさせていただく機会を頂戴しました。講義資料を作るプロセスは、学生時代や卒業後の社会活動を振り返る貴重な経験となりましたこと、この場をお借りしまして企画運営に携わられた皆様方に感謝申し上げます。
卒業後、学生時代に部活を通じて知り合った家内の実家が営む電気工事業を生涯の仕事と決意して、自らの立ち位置を確立させながら取り組んだマネージメント分析や革新の成果を、数々の失敗談を含めお話しさせていただきました。また、同世代の青年経済人が集まる(社)松山青年会議所という組織で俳句甲子園やお城まつりの運営に携わり、その後NPO法人俳句甲子園実行委員会初代会長や松山市ことばのちから実行委員長を務めさせていただいた経験などもお話しさせていただきました。お伝えしたかったのは、さまざまな試練と思われる出来事は、タイムリーで的確な判断ができれば何物にも代えがたい時々の好機に変えられること。そのためには、携わる限りは自分にしかできないオリジナルな発想と行動を目指す志を常に抱くこと。
今回の機会をいただいたことで、私自身、これから一人の企業経営者としては、会社で共に働くメンバーとその家族にまで対応できる永続的なサービスの拡充を、また社会の一員としては、社会的に必要とされる活動を可能な限り継続して続けていくことの決意を新たにさせていただきました。
最後になりましたが、ガイダンス終了後冒頭の講義にもかかわらず耳を傾けていただいた学生の皆様方へ。何事も楽しんで、前向きにチャレンジを!皆様お一人お一人の素晴らしい今後の活躍に期待します。

2012年度 法文学部提供講座 開講計画

2012年度 法文学部提供講座 開講計画

2012年度 法文学部提供講座 開講計画

2012年度 法文学部寄付科目 実施状況

2012年度 法文学部寄付科目 実施状況

同窓会員の方は聴講無料です。詳細は法文学部学務チーム(TEL. 089-927-9220)までお問い合わせください。

平成25年度 同窓会提供講座『社会と人間』

2013年度 法文学部提供講座 開講計画

2013年度 法文学部提供講座 開講計画

2013年度 法文学部提供講座 開講計画

同窓会会員の方は聴講無料です。
詳細は教育支援課法文学部チーム(TEL.089-927-9220)までお問い合わせください。

平成24年度 同窓会提供講座『社会と人間』

反省会・懇親会

反省会・懇親会 集合写真(2012.2.2)

5年目となる平成23(2011)年度提供講座は、法文 学部同窓会の全面的支援の下、同窓会員を講師として 下記の日程で開催されました。
今年は人気の「20代の先輩と語る」「放送業界で働 く」などのほか、初の試みとして「警察署長と語る」「証券業界で働く」「創業・システム開発(IT)への挑戦」 など、学生の要望を取り入れながら、より充実した講 師陣で臨みました。
例年通り、後期の毎週木曜日・第5限目に開催し、 全15回、27名の講師にご協力いただきました。今年 も100名以上の学生が受講し盛況でした。平成24年 2月2日(木)には、お手伝いをしていただいた現役学 生に感謝状を贈呈し、講師陣も交えて校友会館内のカ フェレストラン「セ・トリアン」で反省会と懇親会を 行いました。

【平成23年度提供講座】

平成23年度提供講座

講師の方に感想をお聞きしました!

JA愛媛中央会 黒河 安徳さん

JA愛媛中央会 黒河 安徳さん

第11回「愛媛農業振興に働く」講師 JA愛媛中央会 黒河 安徳さん

地域とともに働くよろこびを伝えたい
今回、「愛媛農業振興に働く」とのテーマでJA(農 協)職員としての仕事や思いを紹介させていただきました。自分の就職時を思い返せば、農家の長男として役場に入るか、さもなくば農協に入れてもらうというのは至って自然な流れだったように思います。
今の学生の就職活動の苦労を考えると夢のような話ですが、「地元で暮らしたい」との思いを実現する選択肢がそれなりに用意されていた時代でした。
その後20数年が経過しましたが、農協はJAと名前 を変えて、今も地域のくらしを支えるために様々な事業や活動を行っています。幸い、JA直売所や高齢者介護等新たな取り組みも評価をいただいておりますが、そんな取り組みを紹介しながら、愛媛大学に学び、 地元で働きたい学生にJAを知ってもらう一助になればと思い、話をさせてもらいました。
ただ、私が就職してから、オレンジの自由化等経済のグローバル化により地域社会や経済は疲弊が進みました。今またTPPの参加検討という地域のくらしを大きく変えかねない動きもあります。
その中で、愛媛大学の学生達に訴えたかったのは、 東京発の論理や報道だけでなく、地域の尺度で自ら考え、地元の経済は自分達で回していくという気概を持って行動して欲しいということです。
その第一歩は、ジュースや牛乳はもちろん、地元産のものを食べ、地元で買い物をすることです。その行動が、やがて自分達の職場をつくっていくことにつながります。
そんなことを話しながら、自分自身も地元で働く同窓生の先輩・諸氏の企業等と連携を深め、少しでも後輩達に”地元で働ける場所”をつくっていきたい。
そんな思いを更に強くすることができた同窓会提供 講座。企画運営に携わっていただいた学生・役員の皆 様に感謝申し上げます。 (1986年 経済卒)

株式会社放送技術社 小田 歩さん

株式会社放送技術社 小田 歩さん

第14回「放送業界で働く」講師 株式会社放送技術社 小田 歩さん

このたびは、貴重な機会を与えていただき、ありが とうございました。現在、私は(株)放送技術社に勤務し、 愛媛朝日テレビで「ココロンタイム」の番組ディレクターをしています。
まさか私が教壇に立ってお話をさせていただくとは ……。正直、勤勉な学生ではなかったため、「私なん かが皆さんに何かお伝えできることがあるのか!?」と、とても不安だったのですが、私なりの”仕事に対する 想い”をお話させていただきました。
私が担当する「ココロンタイム」は、CM出稿の重要 な役割を担うパブリシティ番組です。「パブリシティって何だ?」と、多くの方がそう感じたと思います。放送局の収入に関わるということで、「メジャーではないけれど、”縁の下の力持ち的な番組”もあるんだ」ということを知っていただけたのではないかと思っています。
講義では、皆さんが最後まで熱心に話を聞いてくれ たことにとても感謝しています。中でも、マスコミ業 界に就職したいという学生さんに会えて、その熱意に 感銘を受けました。がむしゃらに夢を追いかける姿が、 私自身の仕事・生き方について考え直すきっかけになりました。
最後になりましたが、夢と希望にあふれる皆さん! 失敗を恐れずに何事にもチャレンジを! 失敗しても 挫けずに、前を向いてください。未来は必ず開けます。
講義の中ではかなり偉そうなことを言いましたが、 ちょっとでも皆さんの将来のお役に立てれば幸いです。  (2005年 総政卒)

2012年度 法文学部提供講座 開講計画

2012年度 法文学部提供講座 開講計画

2012年度 法文学部提供講座 開講計画

2012年度 法文学部寄付科目 実施状況

2012年度 法文学部寄付科目 実施状況

同窓会員の方は聴講無料です。詳細は法文学部学務チーム(TEL. 089-927-9220)までお問い合わせください。

平成23年度 同窓会提供講座『社会と人間』

5年目となる2011年度提供講座は、法文学部同窓会の全面的支援の下、同窓会員を講師として下記の日程で開催されました。
今年は初めての試みとして、現役の警察署長や中国からの留学生で大学院を卒業した方をお招きしたほか、昨年から加わった「愛媛農業振興に働く」「愛大職員」「アナウンサー」も継続。学生の要望を取り入れながら、より充実した講師陣で臨みました。

反省会・懇親会集合写真

反省会・懇親会集合写真

例年通り、後期の毎週木曜日・第5限目に開催し、全15回、27名の講師にご協力いただきました。今年も100名以上の学生が受講し盛況でした。平成24年2月2日(木)には、お手伝いをしていただいた現役学生に感謝状と記念品を贈呈し、法文学部長や講師陣も交えて校友会館内のカフェレストラン「セ・トリアン」で反省会と懇親会を行いました。

【平成23年度提供講座】

平成23年度提供講座

平成22年度 同窓会提供講座『社会と人間』

反省会・懇親会

反省会・懇親会 集合写真

4年目となる平成22年度提供講座は、法文学部同窓会の全面的支援の下、同窓会員を講師として右記の日程で開催されました。
今年は人気の「20代の先輩と語る」を2回設けたほか、「地域振興に働く」として農業関係の講師を招き、「愛大職員」「アナウンサー」の新しい分野を加えるなど、学生の要望を取り入れながら、より充実した講師陣で臨みました。
例年通り、後期の毎週木曜日・第5限目に開催し、全15回、28名の講師にご協力いただきました。今年も100名以上の学生が受講し盛況でした。平成23年2月3日(木)には、お手伝いをしていただいた現役学生に感謝状を贈呈し、講師陣も交えて校友会館内のカフェレストラン「セ・トリアン」で反省会と懇親会を行いました。

【平成22年度提供講座】

平成22年度提供講座

講師の方に感想をお聞きしました!

岩見龍也さん

岩見龍也さん

第8回「放送業界で働く」講師 ㈱日テレ・テクニカル・リソーシズ 岩見龍也

放送の使命や”メディアリテラシー”伝えたい
今回の法文学部提供講座で「放送業」というテーマの講義をさせて頂きました。提供講座は私含め卒業生による各講師が、それぞれ自らの職務経験に基づく職業感や人生観について語る事を通して、学生自身の将来への方向性や価値観形成に少しでも役立てる事が目的です。
私が担当した放送業は新卒採用が極めて少ない業界という事や、サブテーマとして「都会で働く」──即ち地元を離れて首都圏へ就職する、という事の意味合いも兼ねていましたので、講義内容に頭を悩ませました。純粋に放送業という身近なテレビの事を知ってもらいたい、そこから情報が氾濫する現代における”メディアリテラシー”についても伝えたい、更に放送局は東京(都会)にもあり、愛媛も含め地方行政区分ごとにローカル局がある。業務内容が同じとすれば、都会と地元(地方)では何が違うのか? 課せられる使命や従事者の生活環境、そのあたりから話しを進めてみました。
限られた時間の中で、①自分が伝えたいこと、②学生が知りたいこと、③提供講座が求めているもの、の整理に最も悩みました。おそらく講義を担当された方々はこの点に一番悩まれたと思います。
学生に伝えたい一心で講義を行いましたが、同時にこの提供講座を担当する事で、改めて自分の生き方や職業観を顧みる機会となり、また経験知を次の世代に継承する事の大切さも感じ、まして伝統ある愛大生に継承できることは、私にとってもこの上ない喜びと誇りになりました。(1989年 経卒)

岡田千春さん

岡田千春さん

第12回「アナウンサーとして働く」講師
NHK松山放送局キャスター 岡田千春

この度は貴重な機会を与えてくださり、ありがとうございました。
現在私はNHK松山放送局で、ニュース番組「いよ×イチ」のキャスターをしています。まだまだ社会人として未熟な私ですが、自分なりに仕事について感じていることを率直にお話ししました。
「自分」について話すのはどこか恥ずかしく緊張しましたが、学生のみなさんは一生懸命聞いてくれました。また講義の後は、「どんな発声練習をしているか」「鼻濁音のコツは?」といった実践的な質問が飛び出し、感心してしまいました。

岡田千春さん講義風景

一番うれしかったのは、キャスターを目指しているという学生さんと出会えたことです。今回私は、仕事のやりがいや楽しさだけでなく、厳しい部分も”ぶっちゃけ”ましたが、彼女はやっぱりキャスターになることが夢だと話してくれました。働き始めたころの新鮮な気持ちがよみがえりました。働けるということに、日々感謝しないといけませんね。教えるというよりも逆に教えられてしまいました。
無限の可能性を秘めた学生さんたちですから、これから将来について迷うこともあると思います。講義が少しでもヒントになれば幸いです。(2006年 総政卒)

平成23年度のお知らせ

平成23年度提供講座

平成23年度提供講座 予定表

引き続き、平成23年度も提供講座を開催します。8月時点で決定しているスケジュールは左記の通りです。
同窓会員の方は聴講無料です。詳細は法文学部学務チーム(TEL 089-927-9220)までお問い合わせください。

平成21年度 同窓会提供講座『社会と人間』

吉野内直光さん

吉野内直光さん

3年目となる平成21年度提供講座は、法文学部同窓会の全面的支援の下、同窓会員を講師として、下記の日程で開催されました。
今年は「招待講演」として、元愛媛県副知事の吉野内直光氏、元朝日ヘリコプター㈱社長で元東京章光会会長の森田正氏、松山市立子規記念博物館長の竹田美喜さんに講演をお願いしました。また、昨年に引き続き「20代の先輩と語る」や、新たな分野として「保険業界」「コンサルタント」などを加え、学生の要望を入れながら、より充実した講師陣で臨みました。

【平成21年度提供講座】

平成21年度提供講座
現役学生に感謝状を贈呈

現役学生に感謝状を贈呈

例年通り、後期の毎週木曜日・第5限目に開催。年毎に受講者が増え、過去最高の152名が登録し、教室も法文学部棟から共通教育棟へ移りました。全15回、22名の講師にご協力いただきました。
平成22年2月3日(水)にお手伝いをしていただいた現役学生に感謝状を贈呈し、反省会、懇親会を行いました。

平成22年度のお知らせ

平成22年度提供講座

平成22年度提供講座 予定表

引き続き、平成22年度も提供講座を開催します。8月時点で決定しているスケ
ジュールは左記の通りです。
同窓会員の方は聴講無料です。詳細は法文学部学務チーム(TEL 089-927-9220)までお問い合わせください。またホームページでもご覧いただけます。

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