法文学部同窓会提供講座「社会と人間」の第7回目がありました。
「警察・消防で働く」というテーマで、講師は平成16年に総合政策学科ご卒業の清水浩代さんと平成21年に総合政策学科をご卒業の宇都宮貴文さんでした。
清水さんからは、警察で働くことについてお話がありました。
刑事もののTVドラマは必ず放送されているし、警察24時みたいなドキュメント番組もよく見かけるので、「警察」はイメージとして知っているようで知らないことも多い。警察は自分とは別世界の職業だと思っているかも知れないが、特別な資格はなく、皆さんが選択肢にできます。と、警察が特殊な職業ではないとの説明がありました。
警察官になった理由と大学時代のお話があり、引き出しを増やすことと職業選択のコツのアドバイスもありました。
続いて宇都宮さんからは、消防で働くことについてお話がありました。
松山市で去年発生した火災は119件あったことや、消防の仕事は「市民のかけがえのない生命・身体・財産を守ることを通じて、まちの安全・安心に携わり、多くの市民の笑顔を守ること」など説明がありました。
学生時代の話では、1・2回生はよく遊び、3回生の5月からは猛勉強したし、消防署には何度も足を運んで顔を売ったというエピソードが興味深かったです。
人対人の仕事なので、100年先にも無くなっていないと結ばれました。
質疑応答ではほぼ全員から質問が出され、限られた時間一杯に回答されるお二人がとても印象的でした。
次回は「芸能界で働く」です。