こんばんは。相談員の久保です。

本日は、法文学部同窓会提供講座「社会と人間」の第14回目がありました。

「製造業界で働く」というテーマで、講師は文学科を昭和61年にご卒業の谷水恭子さんと人文学科を平成30年にご卒業の小田原早彩さんで、お二人とも三浦工業株式会社にお勤めです。

 まず、人材開発部の部長でいらっしゃる谷水さんと、人材教育課にお勤めの小田原さんから、それぞれ自己紹介をしていただきました。

谷水さんは、弓道部に所属されていて、授業以外はほとんど弓道場にいらっしゃったそうです。イギリス文学を専攻され、イギリスが大好きになったので約1ヶ月の卒業旅行で訪英されたとのことです。

谷水さんから三浦工業の会社概要が紹介され、製品説明や働き方改革に関する取り組みなどのお話がありました。
働き方改革では、手厚い育児支援の内容と働きやすい環境作りの説明があり、女性活躍推進に関する取り組みも紹介されました。
同社では、2007年に人事部内に「女性活躍推進課(現「ダイバーシティ推進課」)を設立、女性社員の活躍の場の拡大とトップランナー創りを目標に定め活動してきたことが評価されて「均等・両立推進企業表彰 均等推進企業部門 愛媛労働局長優良賞」を受賞されたそうです。

小田原さんは、高校時代には陸上部(400M)に所属されていたそうです。そして、専攻は、同じくイギリス文学。1年間休学して、カナダのトロントへ半年間の語学留学にいらっしゃったとのこと。

小田原さんからは、「社会人1年目で感じたこと、大変なこと」「学生時代のこと」「学生時代の経験と今の職業のつながり」をフレッシュな感覚で話されました。

カナダへの半年間の留学は語学力だけではなく、成長できた大きな経験とのことです。 最後に「とにかくやってみたいことをやってみる」「思いっきり遊ぶ」「後悔しないように、自分のために使える今しかない時間を大切に・・・」とメッセージがありました。

講義後の懇談で、入社1年目の小田原さんの堂々とした講義ぶりに感心した様子の部長の口から飛び出した「次の新入社員研修では講師をやってもらおう!」との提案に、喜んで引き受ける場面を目撃して、なるほど採用面接で合格するはずだと思いました。

お二人の雰囲気からも、とても働きやすい会社だということが伝わって来ました。