本日は、法文学部同窓会提供講座「社会と人間」の第10回目がありました。

「商工会議所で働く」というテーマで、講師は総合政策学科を平成12年にご卒業の宇都宮陽一さんと平成15年にご卒業の渡邉久美子さんでした。

 宇都宮さんは松山商工会議所地域振興部で課長として、渡邉さんは総合企画部で係長としてそれぞれ活躍されています。

このところ、お二人で担当する場合は30分ずつ話して最後に質疑応答という進行がパターン化していましたが、本日のお二人は掛け合い漫才のような見事なコンビネーションぶりで、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。

自己紹介の後は、クイズ形式で松山商工会議所の紹介があり、受講生を惹きつけていました。商工会議所の果たす役割や業務内容なども分かりやすく説明されました。

 

学生時代にはお二人ともサークルに所属していたこと、渡邉さんはシドニーへの短期海外留学とイタリアへの卒業旅行とインゼミへの参加が「やってよかった」こと、宇都宮さんはアルバイト経験を挙げられました。

就活について、お二人とも公務員志望だったけれど、すべて落ち、就職支援課の掲示板でたまたま会議所職員募集を見つけ、応募して合格したという共通した経緯がありました。

そしてメッセージとして、渡邉さんからは「AI時代に働く」「グローバル化の時代に働く」「学生時代にやっておいたらいいと思うこと=海外留学(旅行)・サークル、ゼミ等での活動・新聞を読む」

宇都宮さんからは「企業が求めている人材とは」「しっかりと長所・価値観(考え方)を伝えられる、理解してもらえる人に」「情報収集による知識の向上を!」「チャレンジ精神&素直な気持ちで!」とのお話がありました。

最後に宇都宮さんから、県内にも素晴らしい企業がたくさんあるので、地元企業にも目を向けるようにとのアドバイスがありました。